みなさまからのご質問にお答えします。
子どもに直接手紙を出してもいいですか。
ベトナムの郵便事情はまだあまりよくありません。特に地方では、各家に届けられるまでに、相当の日数がかかってしまうことがあります。ベトナムの青葉奨学会にお送りください。翻訳したのち青葉奨学会から直接または学校の先生から子どもたちに手渡します。
子どもたちは日本語の手紙が読めません。青葉奨学会事務局の近くに住んでいる子どもたちは、事務局に持っていき、翻訳を依頼することができます。しかし、遠いところに住んでいる子どもたちは、受け取った日本語の手紙を青葉奨学会事務局に郵送したり、または近くの郵便局などで高額の費用を払って翻訳してもらわなければなりません。いずれの場合も費用がかかってしまいます。
子どもから直接手紙をもらいたいのですが。
ベトナムから日本への郵便料金はおよそ8,000ドン~13,000ドン(約40円~70円)です。一方、ベトナムの国内郵便は400ドン(約4円)です。ベトナムの平均月収は都市部19,000円、農村部12,000円ですので、日本への郵送費は子どもたちには負担になります。そこで子どもたちは、ホーチミン市の青葉奨学会に直接送ったり、自分の学校の先生に手渡し、青葉奨学会に送ってもらったりしています。*データは2009年の概略
国際返信切手を送ったのですが。
現在、ベトナムでは国際返信切手は使うことができません。
子どもに品物を贈ってもいいですか。
ベトナムでは海外から送られてきた荷物は宅配されず、荷物か来ている旨の通知が届きます。その通知を持って郵便局に取りに行きます。郵便局では本人の目の前で荷物を開封し、すべての品物をチェックし、税金がかけられます。その税金を支払ってはじめて荷物を受けてることができます。ですから、場合によっては、思わぬ経済負担が生じることがあります。
子どもたちに品物をお送りくださる場合も、手紙と同じく青葉奨学会にお送りください。青葉奨学会が受け取った後、子どもたちに手渡しします。あらかじめ青葉奨学会に連絡して承諾を得る必要がありますので、青葉奨学会を経由して子どもに品物をお送りくださる場合も、事前にベトナム子ども基金事務局に、お送りくださる品物や時期等についてお知らせください。
どんな物がいいですか。
学用品はベトナムと日本では使用する物が異なります。ベトナムでは小学校でも鉛筆はほとんど使いません。子どもたちからの手紙や履歴表にあるように青いペンを使います。また、ノートも日本のものとは大きさや罫線が異なります。もし、お送りいただくなら三角定規や分度器などが喜ばれるそうです。