支援について
「ベトナム子ども基金」は、目に見える、実感できる支援をモットーに「里親・里子制度」を軸に支援活動を展開しています。基金の基本的な考えは次のとおりです。
- 「ベトナム子ども基金」は日本で募金し、「ベトナム青葉奨学会」を通じて次の活動を行う。
a.貧しい家庭の向学心のある優秀な子どもに奨学金を支給する。奨学金支給の対象は、小学生、中学生、高校生(ただし里親の希望により大学卒業まで継続支給が可能)です。
b.基金に余裕があれば、教育施設の改善や建設、適切な文化的企画の実施など、子どもたちの教育環境づくりを進める。 - 「ベトナム子ども基金」は営利を求めず、宗教および政治活動は行わない。
里親基金は年額1口20,000円ですが、この20,000円全てが一人の里子に支給するわけではありません。子どもたちへの奨学金は一年間、小学生1,500,000ドン、中学生2,000,000ドン、高校生2,500,000ドンです。また里親の皆さまも様々な事情で退会されることも多く、里親のない子どもたちへの奨学金も確保しておかなければなりません。これらは物価上昇の激しいベトナムでは必ずしも十分な金額ではありませんが、現金収入の少ない僻地や地方では貴重なお金となります。また、選ばれて奨学金をもらえることは子どもたちにとって、たいへんな誇りと励みになります。また、日本とベトナム側双方の事務局の最小限の必要経費ができます。皆さま一人ひとりのご参加がベトナムの子どもたち一人ひとりの教育に道を開きます。その子どもたちは激励され、奮起して成長し、未来のベトナムを担うようになるでしょう。またこの関わりを通じて、日本とベトナムとの歴史的、社会的な関係の中で皆さまの心の中に新しい灯がともり、育っていくのではないでしょうか。 どうか、この子どもたちが成長して創り出すベトナムと日本のよき未来に期待を込めて、この「ベトナム子ども基金」にご参加くださいますようにお願い申し上げます。
*(注)原則、里子が高校を卒業するまで里親として支援していただくことになっていますが、やむを得ない事情等で支援を中断する場合は、一般基金や里親基金全体の一部から里子の支援を続けます。
支援の種類
基金支援会員(総会議決権なし)
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里親基金
年額1口 20,000円
特定の子どもに「里子」として奨学金を支給します。ベトナム青葉奨学会から、子どもと家族の状況を説明する履歴票と子どもからの手紙(原文と日本語訳)を里親に送ります。里親からの手紙は青葉奨学会でベトナム語訳を付けて里子の手に届けられます(詳しくは→コミュニケーションのページ)。
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一般基金
年額1口 12,000円
会員全体が子どもたち全体の「里親」という関係を想定しています。「ベトナム子ども通信」を通じて交流し、この会報には運営報告、奨学生の様子、彼らからの便りなどが掲載されています。
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法人基金
年額1口 50,000円
一般基金に準じます。株式会社等の法人を対象とし、お名前を会報やウェブでご紹介します。
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賛助基金
制限なし
支援の金額、回数など一切自由です。一般基金に準じます。
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個別黄梅基金
300,000円以上
年に一度預金利子を奨学金として支給します。基金の名前、支援地域等、相談の上決めます。(現在は新規は受け付けておりません。)
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学校建設黄梅基金
応相談
個人またはグループで学校建設と黄梅基金を併設した基金を設立します。学校施設の改善や建設を行い、子どもたちの教育環境の整備をします。学校建設地等は相談の上決定します。金額は青葉奨学会と相談の上決めます。
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ベトナム黄梅基金
10,000円以上
複数のベトナム子ども基金の会員で基金を設立、年に一度預金利子を奨学金として貧しい地域の生徒たちに支給します。(現在は新規は受け付けておりません。)
運営会員(総会議決権あり)
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運営会員
年額1口 20,000円
主に会の運営に関わり、事務局作業などをしながら子どもたちを支援します。